2024年3月19日(火) 20:21 JST

体力測定の紹介(1)

体力測定を行いませんか
怪我をしない強い身体づくりは、現状把握(体力測定)から
測定データから傾向と対策がわかります。

JTS 体力測定

JTSでは、今日まで 20数年にわたり高校野球選手を中心に大学野球、社会人野球選手の体力測定を実施してきました。
体力測定は、測定項目を 12項目にして測定項目を変えることなく測定に使用する機器材も変えることなく行ってきています。
測定実施回数は、現在に至るまで延べ約 70,000 回ほどになり、多くの測定データが集積されています。
選手の個人コード番号も 約 23,000を越えていますので、これらの蓄積測定データの結果に基づいてチーム全体及び選手個人の傾向が確認できて、その対策が求められるものと考えられます。
尚、高校野球生活 3年間での測定回数は、その時々のチーム事情にもよりますが、5回から 6回ほど実施されています。
また、大学野球や社会人野球を目指している高校野球選手において、大学 社会人野球チームのデータも数多くありますので、その目標及び指標として示すことが出来ます。

■体力測定の目的

(1)体力の現状を把握する。

  1. 高校野球選手全体(過去現在含めた総数)との測定データを比較し弱点を把握し強化ポイントを求める。
  2. チーム内の選手間で学年毎の入学時、オフ前、そしてオフ後などの時期別に数値を比較しその進捗度合いを確認する。
  3. 野球で必要な体力要素(筋力 パワー スピード 持久力) 別に弱点を把握し強化ポイントを求める。

(2)実施中の体力トレーニングの成果を確認する。

  1. 日常行っているトレーニング成果をチェック確認する。
  2. 目標達成している、達していないなどいずれの場合においても、その要因がどの部分にあったのかを求め、またその数値対して野球技術がどのように変わっ たか を確認する。

■体力測定項目

分類 測定項目 測定項目の説明
(1)形態測定 1:体重: 体重 1kg当たりの測定数値を算出する項目があるために測定します。
(2)パワー系 2:無酸素パワー値: 固定式自転車「パワーマックス V(PMV)」を使用して無酸素パワー値を算出します。
3:3 回跳び: 膝や股関節の深い屈曲からの全力 3連続の跳躍を測定して、全身の出力パワーを示します。
4:バウンディング: 片脚交互に全力で 10連続の跳躍を測定して、全身の出力パワーを示します。
(3)筋力系 5:ベンチプレス: ベンチプレスベンチを利用して、1回しか挙上出来ない重量(最大挙上重量= 1RM )を測ります。
6:チンニング: 懸垂の最高反復回数を測定して「押し出す力」に対して「引きつける力(屈曲の筋力)」を測ります。
7:握力: 前腕手指筋群の屈曲(グリップ)する筋力を測ります。
8:シットアップ: 腹筋台を利用してシットアップの反復回数を測ります。
9:背筋力: 背筋計を使用して体幹部位の背部の最大筋力を測定します。
(4)走力系 10:ツーベースラン: スタート反応時間を極力削除して、ホームベースからセカンドベースまでのスプリントタイムを計測します。
11:50 m走: 50 m のスプリントタイムを計測します。スタートダッシュのスピードと加速力を示します。
12:1500 m走: 1500 m 走は持久力の測定ですが、ここではスピードの持続能力として測ります。

■体力測定結果報告

報告書の名称 形態 / 配布の有無 内容の説明
(1)体力測定結果票
「チームデータ」
A3 用紙使用
チーム保存用と選手配布用
:帳票の表記は、「測定項目別」「学年別」「個人別」「測定値」を表にまとめ、更にデータ全体としての位置判断に偏差値同様の[pe]値を表 示しています。
:グラフ表記は、測定結果の[pe]値の分布と有力選手の分布を表示しています。
(注01)各測定項目では、[pe50]が全データ(約 2万強)の平均値となります。
(注02)有力選手は、甲子園出場、大学、社会人、プロなどに進まれた選手の高校時代の数値を分布したものです。[pe60 ] 以上になります。
(2)体力測定個人別結果票
「個人レーダーチャート」
A4用紙使用
選手員数分配布
:体力要素別に区割りをして12項目の測定結果をレーダーチャートで表示しています。
:測定結果は、[pe]値で段階別に「前回」「今回」と表示しています。
(3)体力測定
個人別体力マップ表
A4用紙使用
選手員数分配布
:2種目の測定項目を組合せ有力選手のデータを表記した散布図(マップ)に測定結果を記入する。
:高校生活 3ヶ年の[pe]値の位置を記録する。
(4)体力測定結果説明について
:各帳票の説明と数値の読み取り方などの指導を行う。
:現状の把握をして弱点克服、強化ポイントの指摘などを示し目標設定の協力を行う。

■体力測定の費用

費用項目 項目説明
(1)測定単価 :測定実施毎に 基本費用として¥35,000 と実施費用として(1名当)¥1,000 の費用が掛かります。
(2)チーム測定費用 :測定実施時に基本費用¥35,000 と測定データ数(員数)に実施費用¥1,000 を乗じた費用を合算してチーム測定費用とします。
(3)移動費用 :体力測定の実施毎に発生する交通手段の区間往復費用を参考に算出します。
:区間は、小社事務所の所在地の東京都台東区を起点と致します。
(4)宿泊費用 :必要に応じて宿泊費用を算出して見積費用に加算します。
(5)消費税 :別途請求となります。



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事務所

〒111-0042
東京都台東区寿 3-21-8 ナグモビル102
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メールjts@training.co.jp

最終更新日: 2021年5月15日(土) 18:16 JST; 18,227 閲覧件数 印刷用画面