棒高跳びの世界記録はウクライナのセルゲイ・ブブカによる 6 m 14 cm です。(2000.09.15 現在) その高さを身近な例で例えると、二階建ての家の屋根の高さ
(= 三階の床の高さ)に相当します。(ぴたっりした例は難しいのですが...)
普通の人は、この高さまで跳び上がったことも、飛び降りたこともないでしょう。それ程の高さは、選手に何を感じさせるのだろうか、高さの記録はどこまで伸びるのか、と興味はつきません。
日本で棒高跳びは、その昔にオリンピックでメダルを獲得したこともありましたし、竹ポールの生産地もあったと聞きます。しかし残念なことに、今ではそれほど脚光を浴びる競技ではないと思われます。
幸運なことに私は、国内最高レベルの選手たちが練習したり競技する姿を見る機会を得ました。そこで、棒高跳びという競技の面白さやダイナミズムと、選手たちの輝きを、ほかの人にも伝えたいと強く感じました。
私は棒高跳びの素人で選手経験もありませんが、そうした自分が肌で感じた興味を多くの人に伝えたいと思い、このページを作成することにしました。
2000.9.16 加園孝繁